乾燥と黄砂と夏日の5月
5月。
ゴールデンウイークもあっという間に駆け抜けていき、もうすぐ5月も3分の1が終わる。
早いねえ。
3月の終わりだったか4月はじめだったか、ここにも書いたんだけど、私が暮らす市内にあるたまたま入った飲食店の感染防止対策(衛生面でも)がてーんでなってなくて、モヤっとしたことがあったんだけど。
うちの市役所のホームページにはご意見箱みたいのがあるから、店名とか書かずに、市として市内の飲食店に統一した指導とかせんの?行きづらく感じると経済も回されへんで、と投書してみたのね。
ああ、そんなに煩いクレーマーっぽいことじゃなくて、市の考えとしてはどうなの?とこっちの正体もちゃんと明かしてね。
そしたら市の窓口役から1週間くらい経ってから電話来て。
私の暮らす市って埼玉県の最南東端に位置する新興住宅地メインの市でね(隣は東京と千葉よ)。
保健所とか税務署とかって市の管轄ではなくて県内の隣の隣の大きめの市になるのよね。
だからか、「市として単独で手は打つ予定がない」「県のほうにはご意見を上げておく」という当たり障りのない、絶対に何も響かない無難な回答を貰った。
「ああじゃあ、この市でこれだけ感染者出ていても、県から具体的な指示がなければ市から市内飲食店への指導は皆無だし、個々が警戒する・心配するなら出かけるな、行かなきゃいいんじゃん?ってことですね?」と訊くと、「いやぁー、そんなにはっきりと私の口からは申せませんが・・・まあ、はい」という回答だったのね。
さすがは、世襲の市長が鎮座する我が市よ。
その後すぐに第4波の流れとなって、大阪がいろいろとパンクし出して、都内近郊もまた警戒警戒云い出しての現在になってるから、さすがにあの店も入口にただ検温器とアルコール置いてるだけ、窓も開けない、マスクせずの調理なんてことはなくなっているのかな、と思いつつ・・・私はもう行かないけどね。
そんな市内の感染者の統計見ていると、職場や学校から貰ってきたのを家で蔓延させて家族全員で罹患となっているパターンがすごく多い。
(あ、うちの市は罹患者の個人特定情報は出ないけど感染ルートと症状が詳細に出るの)
それでも、出勤して仕事しなきゃならないし学校も通常通りの自治体も多い。
SNSやいろんな掲示板なんかでも、国や自治体への批判とか不満が国民から溢れて来ているように思う。
そりゃそうよね、国の云う「先手先手」は「後手後手」にしかなってないし、「水際対策」は「すっかり浸水してびしょ濡れどころか溺れそう」なくらいよ。
それでも放置され、スルーされているような感覚。
お客様との話の中でも、この国は国民を見ていないという話も出てくるくらい。
いつもは国の方針や国政にさして興味もなかった私のようなタイプの人ですらが、このコロナへの対応を通して国や政治への疑問や不満、不安を感じるようになって来ている。
お久しぶりなお客様がたとのご挨拶も、「ご無事でなにより」「お変わりなくてよかった」なんて言葉が並ぶ。
本当にそう思うから、お話しする方々の状況が変わっていないことを願うばかり。
今、私たちができることは、罹らないこと・拡げないこと。
何度も何度も書いてるけど、ホントに自衛しかないんだよね。
自分と家族や大切な人を、しっかり自分らで守ることだけ。
ちょっと余力があれば、近くで困っている人に手を差し伸べるくらいしか今はきっと出来ないんだと思う。
でもね、一応我が家は夏の予定を組んだのよ。
・・・キャンセルしてしまう結果になりかねないけれど、それでもとりあえずね。
楽しみを用意しながら、今の流れが小さくなっていくことだけを願いつつ。
みなさまもどうぞ、ご安全に。
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