秋旅2022
11月。
先月末に外国では、どんちゃん騒ぎを求める人の波や改修したばかりの大きな吊り橋が崩落したりで、たくさんの犠牲者が出た。
楽しいはずの時間だったのに。
どちらもルールを守れば、ルールを整備する人が居れば防げたことのようにも思うけれど。
逝かれたいのちたちよ、どうぞ安らかに。
***
先日、犬たちを連れて。
コロナ禍でずっと控えていた青森旅へ出かけました。
※画像多め、面倒だったらスルーで~
宿の予約は夏前から取っていたから、一ヶ所で少し長めの滞在が出来たけれど、その後に急遽スタートした旅行割適応ならずでねぇ。
私はともかく、お得マン:家人が不満気だったことは書いておこう。
ま、結果としてチェックイン時に、宿側の配慮で「旅行割は適応出来なかったけれど、館内での金券6,000円分贈呈」して貰えて、それなりにラッキーではあったんだけどね。
今回は三沢市に宿を取って、あちこち行ったんだけど、まあまずは紅葉シーズン真っ盛りの青森といえば の 奥入瀬渓流散策~
今年は例年よりやや早めの盛りとなったそうで、この日の午後から交通規制ありとなっていました。私たちは午前中に通れてセーフ。
紅葉真っ盛りの季節の奥入瀬は、4~5年ぶりになるのかな。
毎年青森へ行っていた頃は、季節関係なく(春も夏も緑が綺麗で空気がいい)ドライブしながら通ったり、奥入瀬渓流近くの宿に泊まって散策もしていたんだけど。
渓流沿いの狭い道路はかろうじて対面通行だけど、そんな道でも堂々と路駐してる車もよく見かけるんだよね。私が通ったこのときは、不思議と関東・北関東ナンバーの車多かったわ・・・
この日はこのあと、城ヶ倉大橋を通って
橋の上からの景色、かろうじて上のほうに残ってた紅葉風景。
山の下のほうはもう、終わっていたのよねぇ。
次の目的地へは、進行方向の方角的に八甲田山の裾を通過していくルート。
そしたらさ、八甲田ったら山道ちょっと上がっただけで雪よ雪。
ちらちら舞ってる~って云ってたら、あっと言う間に軽い吹雪。
出発は晴天、奥入瀬渓流に入ったとたんにゲリラ的に雨が降って。
十和田湖へ抜ける頃に雨が止んでみるみる晴れ空が広がったから、片道の予定を往復にした奥入瀬渓流。
で、青空と紅葉を堪能しての城ケ崎大橋からの、八甲田は雪。
なんだか目まぐるしいよねぇと山沿いを抜けて、青森市内抜けてむつ湾沿い、平内町を通過していると
虹。
この手前の柵がまた、青森よね。りんごよ、りんご。青もあるのよ。りんごの柵。
今回の旅、いつもより長めの滞在にしていたんだけど、この日の天候と景色がすごく記憶に残るだろうなあって1日だった。
ちなみにこの翌日、田子町から六戸・五戸あたりでまた雨に降られて、八戸着いた頃には雨が上がって、市街地を走ってたら
虹。
昔の諺で「女心と秋の空」ってあるけど、まあこういうコロコロ変わる天気を指すのかねーと思ったりしながら。
この日、行けるのを楽しみにしていたランチ先、予約しておこうとググったら、もう閉業していたんだよね。
八戸市の 新むつ旅館。
明治31年創業の、元妓楼だった当時の名称は「新陸奥楼」。
3年前に青森に訪れたときにも写真撮るだけで立ち寄っていて、次回は食事をしよう(予約すれば可能だったの)と思っていたのに。
一昨年、名物女将が逝去されたため閉業してしまっていた。
そういえば、跡継ぎが居ないとテレビの取材で答えていた女将を見た記憶がある。
最盛期は33件の遊郭があったというここ 小中野新地。
現存する建物はこの新むつ旅館のみで、ここは文化財指定されているので遺されるんだろうけど、テレビで何度か見た、明治時代からの設えやたくさんの資料なんかも肉眼で見たかったなあ・・・いつかここが、一般開放される日は来るのかな。
犬と泊まれた宿も快適に過ごせたし。
ここは わんこの無駄吠えとか排泄物のマナーさえちゃんと躾けていれば、あれこれダメと云われない宿。
犬用カートなら犬同伴で館内のほとんどへ行ける。
敷地は広くて、都内にあった渋沢栄一の邸宅が移築されていたり、渋沢公園、神社、沼(という名の池だと思うよ)、南部藩時代のような茅葺の古民家(ラウンジやレストランとして使用)なんかもある。
前々回、この宿を利用した冬は、ストーブ馬車でこの敷地を一周した。それくらい広い。
宿の温泉も人気のトロトロ湯(pH値:9.1)で、元湯もこの宿所有。
敷地内の かっぱ沼。 夕景と
朝景。
静かな水面は水鏡のように美しい♡
青森は巨木が多い。
あちこちにイチョウの巨木もあって、そのうちの1つ 七戸・銀南木の大イチョウ。
日本一大きいといわれる大イチョウもある(ほかの町)から、黄色く染まったイチョウを見に行ける日があるといいんだけどねえ。
なかなかタイミングも難しい。
久しぶりの青森、やはりいつ行っても好きだなあと感じる場所。
またそのうちに。
第8波も懸念しつつ。
いけるところまで、打たず罹らずで過ごしていきたいと思います。
0コメント