2024年 龍座年スタート
ほら、初日の出だよ、と家人に起こされた今年はじめての朝。
我が家のベランダからの風景は、ホント、格別でございますよ(自己満)。
2024年、元旦早々から能登が揺れて。
羽田空港のJAL機と海保機の衝突事故、そして北九州や都心あちこちでも火事があって。
今回の震災に遭われたみなさまにお見舞いを申し上げます。
昨年10月に私は岐阜から富山、金沢を経て能登の根っこあたりの千里浜を走り。
氷見から富山を日本海に沿って国道8号で北上して、長野へ南下する旅をした。
大人になるまで名古屋で暮らしていたので、北陸は遠い地ではなかったから母親や友人とバス旅や車で訪れたり。関西へ移ってからも、家人とは3,4回は北陸巡りをしている。
直の知り合いが居るでもないけれど、まったく知らない土地ではないから心配はそれなりだった。
能登の先端のほうは、大きな街からの道がホントに少なくて。ローカルな道ですら、今回の震災で隆起が激しくあちこちに亀裂や段差が出来てしまった様子。
そのため、小さな集落への道も閉ざされてしまった箇所が多いという(=孤立集落となる)。
SNS見てると政府が台湾の救助隊支援申し出を断ったこととか、物資がなかなかすぐに届けきれないこととかをやたらと非難して叩いているのを見かけるけれど、その前に地理的なこととか現在の現地の声(自治体の長は今のところ「個人レベルの支援はお断り」)をチェックすることからして欲しいと思うんだけど。
まあ叩いてる人たちも「このご時世に何で?」「こんなにあちこちで災害が頻発してるのに学ばないの?」とかの正義感からだと思うんだけど、褒められた政府ではないけれどズブのシロウトでもないでしょうに。理由があることが殆どで、メディアが報じること以外に、今はツールはあるんだから自分でもいろいろとチェックして考えてから言葉は発したいもんです。
陸がダメなら船やヘリなんかで現地へは?と私も思ったけれど、ヘリは規制がいろいろあるのか地の利的に着陸が困難なのか分からないけれど、今朝の報道で自衛隊が海から超大型のホバークラフトで漸く重機を運び入れはじめたことを伝えていた。初めて見た光景だった。
それくらい、難しい状況の場所なんだと思うよ。
私たちに今できる支援は、募金だけなんだと思う。今は、まだね。
低く古い建物ばかりだけど、重厚で黒い屋根瓦と黒い木造の建物が立ち並ぶ素敵な街並みだった珠洲の海岸沿い。同じ風景はきっともう見られないだろうけれど。
被災された方がたの心の安寧が早く訪れることを願うばかりです。
能登周辺も過去のデータ(wiki)見てると、ちょいちょい大きめに揺れる土地。でもマグニチュード7.0超えたのは今回が初なんだよな。
龍座のはじまりに揺れたのは大犬座の地かー、とぼんやりと頭を動かしております。
今年の初日の出の照らされた富士山。
いやー、やっぱりウチのベランダの景色はいいねえ(自己満)。手前の倉庫が邪魔だけど。
今年もどうぞみなさま、豊かな気持ちをたくさん持てる時間をお過ごしください。
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