ゆっくりと春の到来
4月ですよ。
ええ、私の運気は下り坂ですのでね、転がって行かないように常に手すりを持って慎重に歩くような感じの生き方で、しばらくは行きたいと思っております。
あ、別にお客様や生徒さんがたには今まで通りですのでお気になさらぬよう。
「受ける」側での意味合いでは、今までもこれからも何も変わりません。
早速、というとこじ付けになる感は否めませんが。
桜に合わせての旅を幾つか予定していたんですが、まー悉くタイミングの読めない今年ですよ、ソメイヨシノの開花ね。
まあそんな番狂わせも想定内で。チャージ掛かる前にキャンセルや変更できてるからまだ実害はないんだけどさ。
そんな中。
先日、県内をぶらりドライブして来ました。
早咲き種の桜は、県北側でも咲き揃ってて。
この日の目的地は、ときがわ町というウチから片道80㎞くらい北東へ進んだところにある町の温泉。
日本一のアルカリ泉・厳選かけ流しでの貸切日帰り温泉とランチを堪能してきました。
小さな旅館で。昔は温泉宿泊施設だった建物が売りに出されて、今のオーナーが自分の別荘の為に買い取ったけど、温泉の質の良さ(pH値:11.3 で正真正銘日本一!)をあとで知って、今の日帰り+食事で完全予約制スタイルの施設にしたという宿(そりゃぁ、これだけの泉質なら、独り占めは勿体ないと思うわよねーと納得したお話)。
しかも宿泊スタイルにせず、以前の男湯と女湯の2つの内湯を2組貸切で昼・夜2組ずつしか対応していないのも、提供側・ユーザーどちらにも今どきっぽくて。
このビジネススタイルにもすっかり私は感心しておりました。
コロナ禍もあって私にとってはすっかりご無沙汰だった温泉。
しかも、とろんとろんのお湯ですよ・・・ 春の旬菜づくしのごはんも美味しくて、大満足なリフレッシュデイとなりました。
毎年云われる「桜の開花予想」も、各地に気象庁が指定している「標本木」があって、その木の開花で測っていますよね。
これももう、殆どの標本木のソメイヨシノが年老いて来ていて、基準とするのは微妙という意見もたまに耳にします。
なにもかもが、まだまだ「今までの慣習」で通しているこの国の決まり事に辟易することも多い今日この頃。
呆れることも多い中、今回利用した宿のように、時代に合わせたようなスタイルの業態に触れると、ああこういった時の流れに対応できる頭を常に持っていられる自分でもありますようにと思わされます。
桜に戻って。
そんなソメイヨシノも、今となっては先述のような老木化プラス病気に罹りやすいのだそうで。
日本の桜もソメイヨシノから病気に強く色の発色もいい、でもソメイヨシノに似ている品種(ジンダイアケボノなど)へ世代交代が始まったといいます。
それらが各地で育って並木となって「日本の桜」とされる頃、私はまだこの世で生を謳歌しているのかしらねえ・・・。
まあそんなことも楽しみにしつつ、日々を生きていくとしましょうか。
みなさまも、たぶん今年も短いであろう春を存分に堪能されてください。
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