月は変わって


気づけば2月。

このひと月でまた、外は大変なことになってますが。

来るぞ来るぞと云われていた第6波が来ただけのこと、何ら驚くことではなくても、

感染力の強さと未だ解明途中のウイルスなので、この国自体が右往左往している状態なんだなあ。


この状況下どう過ごしていくべきか、いろんな有識者・そうでない人らがあれやこれやと意見を述べてますが、

せめて自分は偏らず、安易に考えすぎず、心配しすぎずに用心は続けて生活していきたいと思っております。

だってまだコロナウイルスのすべては解明されていないし、とりあえずの方針も決定されていないんだから。



今って0学で考えてみると、ある意味ではこれくらいの強制力(生活上の制限等)を伴っているような状態にならなければ、日本の仕事のスタイルにしても生活上の価値観にしても変化していけなかったのかもしれないなーと思いながら見ています。

具体的に云えば、例えばリモートで仕事を行うことにしても外国ではこれまでもあり得るスタイルだったけれど、日本は技術や環境が整っていながらも「昔ながらの勤務体制」をなかなか崩せずに進歩させられなかったと思ったり。・・・でも、首都圏の満員電車はなかなか減らないし、未だリモートさせられる仕事に対しても敢えてさせない企業も多いと聞きますが。それでも、リモートに完全移行した企業、それによって本社移転したり仕事のスタイルのスリム化に成功して無駄を一切排除できた企業も多いのも確かで。勤める側の個人もそれによって生活スタイルが大きく変わったパターンも少なくない・・・って話はまた別の機会にでも。


すべてのシーンに於いてもこの国のシステムって、各種手続きに未だアナログな紙ベースを許容しているスタイルなんかも見直していかなきゃならなかったのが、ずっと放置してきたことなんかも同じでね。

世界的基準に合わせるなら、もうとうにアナログは廃止してデジタル移行していなきゃならないものですら、ぜーんぜん間に合っていなかったことも露呈してきてる。

「デジタルについていけない老人なんかはどうするのか」って日本でおなじみの弱者的視点な意見も尤もだけど、いや、今とこれからの未来を考えるならそれ以前の人の目線は後回しするなりそれ専用の窓口設置でなんとでも対応できるはず。

・・・ただ、そんな老人と括られる年齢層がこの国の各所要人として陣取ってしまっているから(これすらもアナログ体制よね)、デジタル化が全然進歩しなかったんだろうなとは思うわ。

前のデジタル化大臣(サクラダさんだっけ?)然り。デスクにパソコンすらなく、スマホも扱えないような爺さんがデジタル化大臣って・・・ねえ(呆  そんなんばっかなこの国よ。


できるのに(敢えて)やってこなかった日本のスタイルって、0学でいう「兎座」象徴の日本なのかもしれないけれどさ。

いうなれば「ユルさ」とでも云い表すのかな。

隣国のように国民全員に番号を振って管理することも、兎座象徴の自由で居たい日本は国民がまず抵抗するし国としてもそれを許容し続けてきたから(終戦以降、震災までってそれほど大きいと云われるような災害や国難とされる大事もそうそう起きない状態が続いていたのもあるだろうけれど・・・どの分野でも役人は「やってる」フリだけで充分だったんだろうな)、近年続く大災害や生活保護をはじめとした福祉や保護の管理、そしてこのコロナ禍でのワクチン接種の管理や諸々の手続きにおいても、国が国民管理の徹底が必要とするシーンが露わになった今、やっと声高にマイナンバーカードを持ってー使ってーと云ってる始末・・・遅。



ま、すべてはこれからの時代へ向けての過去となっていく今のこと。


今年からの大運:ヘラクレス座も、次の大運:鷲座へ向けての大きな変革のひとつの事項が今起きているんだと思う。

今のこの状況によって、淘汰されるものと残るもの。

人の考えも価値観も、また然り。

その残ったものが形を成して次の時代へとまた移っていくだけのこと。


せめて「ウサギとカメ」のウサギのように、カメさんを見下して高を括った結果、自分だけが馬鹿を見て終了とならないように。

途中で気づいて、競う必要はなくてカメさんの速度に合わせてみて、そこから見える景色もまた知りながらカメと一緒に進んでいく方法を取れるウサギであって欲しいよ、この国・・・いや、カメさんたちがウサギを追い抜いたことに気づいて、居眠り中のウサギを起こしてくれるといいよねーなーんてどうでもいい例えを膨らませてみたりして。



・・・おっと、またつまらないことをつらつらと綴ってしまったわ。


まだしばらくは、みなさまどうぞできる限りのケアをしつつのご自愛の日々を。

第6波のピークアウトも花見の頃には迎えていて、落ち着いてるといいですねえ。



鑑定&授業は通常通りです。リモートで。



* 吾 唯 知 足 *0学講師・鑑定士 志野令教(しのれいきょう)の個人的綴り。

0学鑑定士・講師の志野令教です 人にはどうでもいいであろう 私の日々の綴りのみ 0学を教えたり 鑑定したりしております***