大きな月の夜でした

「緊急事態宣言」が出ました。


つっても別に、ずっと云われ続けている「自粛」と大差ないんですけどね。私的には。


そんな宣言の出された夜は、今年のスーパームーンの夜。



日が暮れて、空が真っ暗な闇になるまえの蒼いときに月を捕まえられました。




COVID-19の症状を訊いていると、「無症状だけど罹患」しているケースが本当に多いようですね。

熱も高くなくて咳も出ず喉の痛みもない。

味覚・臭覚も異常が感じられない。それでも検査をすれば罹患しているというケース。


そのままでいつもの行動をすれば、接する人や触れるものに自分が感染させてしまうことが一番の恐怖だと専門家たちが口を酸っぱくして云っている。

でも、自分自身は身体的に何の異常も感じていないのに。


・・・と考えれば、「症状がまったく出ていなくても『もしかしたら自分も感染しているのかも』」という思いになりますよね。


一番良いのは、国が国民全員検査をすることですが、やってしまうと罹患者数が恐ろしいことになるからかは知りませんが、今のところこの国は全員検査はさせません。


そうなると、私たちは「自粛」とか「緊急事態宣言」とかいう言葉から「ああ 自分を守らなきゃ」と思って行動しなきゃいけなくなるのですが、ついでに「もしかしたら自分も罹ってるかも」と思えると外出とか実家へ戻るとかいう移動をすることがどれほど危険か解るはず。



このCOVID-19って疫病は、感染して2週間以内にある程度の症状が出るとも云われています。

つまり、今の自分は、遡って2週間前までに感染しているか否かの姿です。




行動に制限が付けられることにより、仕事にならず(仕事ができず)収入がなくなる、住処がなくなる、生きていけなくなる・・・

そんな最悪なケースに陥る方がたも当然おられることでしょう。


外国なら、そんな人たちが大勢声を上げて、時にはデモしたり暴挙に出たりで国に直接訴えることもするのでしょうが、私たち「(0学で云う)兎座国民」はおとなしくて声を上げることも躊躇してしまい、しまいには泣き寝入りしがち。

でも今の国の在り方・やり方に不満を感じるのなら、本来は私たち国民から声を上げていかなければならないのです。


私はそんな指揮を執るような人間ではないので偉そうなことは云えませんが、選挙にも行かない・税金も消費税以外は納めていないなんて方がたもおられるので、そこから「国民としての役割」を果たして声を上げなくてはいけないのだと思います。

たとえ、何も変えられない・何も変わらないとしても。


・・・本来なら、国民の税金を管理し的確に国と国民を守るために税金を使うという思考の国のお偉い方ならば、国民が苦しむことを先手を打って回避するのが当たり前ですが、残念ながら今の日本は違うようですのでね・・・。




これを読んでおられる方が今、どんな状況でどんな生活をしておられるのかは解りませんが、この機会に今の世界と今の日本、今の日本国内や為政者たちの姿勢や言動を知るのもとても良いことだと思います。


0学を学ぶ前の大した知識も考えもなかった私も、少しは現実をこの国を考えて見てみるようになりました。




私は一見「占い師」にカテゴライズされますが、あくまでも「0学で鑑定して0学を教える人」。

未来予知もできないし、心地よい言葉だけを並べて表面上だけを癒すなんてこともしません。

これはずっと前から云っています。


現実と現状と、自分と周囲を知り、解らないことは調べて知識をたくさんつけましょう。


「信頼できる人」と、「パフォーマンスが素敵でなんとなく良いと思えるだけの人」をきちんと見分けましょう。


どんな未来が来ても、自分の人生を最悪の事態にしてしまわないために、賢く広い視野を持ちましょう。

自分の人生を人の所為にしなくてよいように、確実に自分の足で立って歩いていけるように。


0学はそのお手伝いツールです。

鑑定という形でお教えしていますが、どうぞ役立ててください。




過酷な医療現場で懸命に命を救う作業をされている方々に、深い敬意を。


福祉や人のお世話の現場でがんばっておられる方々に、深い感謝を。



私たちは「もしかしたら自分が撒いちゃうかも」という警戒を持ちながら、国から明確な指示が出るまでは静かにしていましょう。


恐れ過ぎず、でも知識つけて必要な警戒と用心はしながら。

音楽や会話、文字を拾う、何かを作る、完成させる・・・人によって集中できるものは違いますが、少しの時間でも何かに集中できれば、少しの気分転換はできます。


買えば手に入るとか、外から与えられるものばかりで満ちていたのなら、それを改めるよい時期かも。


綺麗事じゃなくて、季節や子供のしぐさなど小さな変化に気付けることだけでも発見であり楽しみに繋げていけます。



家族や親しい人との絆も試されてしまうときかもしれません。

それでも不満よりも一緒に不安を和らげていけるようになれば、より信頼感を持てる間柄となっていかるのかもしれません。



「自粛疲れ」なんて、単なる「飽き」を誤魔化す言葉に逃げないように。



* 吾 唯 知 足 *0学講師・鑑定士 志野令教(しのれいきょう)の個人的綴り。

0学鑑定士・講師の志野令教です 人にはどうでもいいであろう 私の日々の綴りのみ 0学を教えたり 鑑定したりしております***